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「槭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

槭の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
重山吹も咲き出した。セイゲン、ヤシオなど云う血紅色、紅褐色の春モミジはもとより、槭、楓、楢、欅、ソロなどの新芽は、とり/″\に花より美しい。 畑に出て見る。唯....
「赤い貨車」より 著者:宮本百合子
った。その古い菩提樹《リーパ》の並木道をあっちへ横切ると、石敷の歩道がはじまる。槭樹《ヤーセン》の影の落ちる歩道は八方から集って、緑のたまりのような公園となった....
「良夜」より 著者:饗庭篁村
に立んという考えを固くさせたり。 懐しき父母の許より手紙届きたり。それは西風|槭樹を揺がすの候にして、予はまずその郵書を手にするより父の手にて記されたる我が姓....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
字面でとても詩作などには用いることは出来ない。 日本の学者は『救荒本草』にある槭樹をカエデにあてているが、これは無論あたっていない。なぜなれば日本のカエデは日....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
。※の木は強く立って、 剛情らしく枝と枝とを交えている。 甘い汁を孕んだ、優しい槭はすらりと立って、 枝葉の重荷を弄んでいる。 静かな木蔭には、母親らしく、 ....
「秋の鬼怒沼 」より 著者:木暮理太郎
居なかった。明がた寒いと思ったが、起きて見ると霜が真白で、新に掃かれた庭前の若い槭の下には、紅葉が箒目を隠す程に散っていた。余りにせせこましく粧飾された湯殿は気....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
ってもそこは日当りのいい所為か、新らしい笹が勢よく伸びて、古い切株から生えた樺や槭の※が腕程の太さに育っている。何でもいい、もう驀らに下る許りだ。竹藪から木立へ....
「黒部川を遡る 」より 著者:木暮理太郎
今日の難関は未だ切抜けられた訳ではなかった。此処からシデや令法(方言、牛の糞)や槭などの茂った山の横を搦みながら少し行くと、雨樋を竪てたような潜り戸の狭間が待ち....