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標徴
「標徴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
標徴の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「学生と生活」より 著者:倉田百三
ということは何という不思議な、そしてたのもしいことであろう。これが青年の健康性の
標徴だ。ヒューマニティーの根源だ。この二つのものは同時に起こるだけでなく、まじり....
「金の十字架の呪い」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
からです。棺桶の中に、見た所では普通の十字架ではありますが、その裏に、ある秘密な
標徴を持っている、十字架のついている鎖があるという事が記されています。それは最も....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
Thea 属をして近縁のツバキ属すなわち Camellia 属と識別する主要な
標徴であることは確かに銘記に値する。すなわち常に無梗の単生花を出すツバキ属、そし....
「夏目先生の追憶」より 著者:和辻哲郎
学者の価値はその仕事の価値によってのみ定まる。しかも世間は「博士」が大きい仕事の
標徴であるかのごとくに考えている。そこに不正と虚偽がある。この点についてはおそら....