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模様物
「模様物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
模様物の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
も妙だなア、中に油紙《あぶらッかみ》があるぜ」
甚「ナニ、油紙がある、そりゃア
模様物や友禅《ゆうぜん》の染物が入《へえ》ってるから雨が掛ってもいゝ様に手当がし....
「我が円朝研究」より 著者:正岡容
す。盗んできた二人は暗中、手触りで葛籠の中をかき廻すのだが、まず油ッ紙へ触ると「
模様物や友禅の染物が入ってるから雨が掛かってもいい様に」してあるのだと喜び、冷た....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
は浅黄。その中でも余計売れるのは黒蝦色の無地の大幅木綿|晒紗の花模様、あるいは縞
模様物もかなりある。その他インドから人物、樹、お寺などの書いてある晒紗が大分入っ....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
体形で体を動かしていた。すなわち人間の本来の動作をなしていたことが、当時の絵画や
模様物で推察することが出来る。彼らは今日の我々が坐ったり歩いたりする仕方は夢にも....