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「権僧正〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

権僧正の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
ら解纜したことが載せてある。藤原頼長の日記である台記の康治元年八月十八日の条に、権僧正覚宗の談として、同人が少年のとき紀州那智に籠って修行していたが、その頃一人....
無月物語」より 著者:久生十蘭
官、内蔵頭を経て大蔵卿に任ぜられ、安元二年、従三位に進んで中納言になった。比叡の権僧正《ごんのそうじょう》である弟を除くと、兄弟親族はみなほとんど兵部《ひょうぶ....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
であった。また、美しい稚児が銚子を持って来て、給仕についた。 しばらくすると、権僧正の某というのが現れて、 「ようこそご登山下されました。山菜のみで、なにもお....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
物の荷を押えて、在々所々にこれを落取したこともある。文明三年八月晦日には、宝寿院権僧正の葬式に際して、五ヶ所の唱門二人を召して、葬穴を掘らしめたとのこともある。....