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権宜
「権宜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
権宜の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の関係あるを以て、国司等の専断収賂あるを慮《おもんぱか》りこれを察知せんため一時
権宜に設けられたるなり、古書の諫鼓、誹謗木など形式的の物と看做《みな》すは大なる....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
信用と敬愛とを受けている。法に従い罰するに忍《しの》びぬ。ゆえに止むを得ず一時の
権宜《けんぎ》として、彼らには軍法を応用せず、兵役も免《めん》じ、納税の義務も免....