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「横泳ぎ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

横泳ぎの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海の使者」より 著者:泉鏡花
違う。 しばらく同じ処に影を練って、浮いつ沈みつしていたが、やがて、すいすい、横泳ぎで、しかし用心深そうな態度で、蘆の根づたいに大廻りに、ひらひらと引き返す。....
キャラコさん」より 著者:久生十蘭
起こしたように、ひどい飛沫《しぶき》をあげて泳いでいる。 クロールともつかず、横泳ぎともつかず、ひどく出鱈目に手足を動かし、それも、急《せ》っ込んだり、のろく....