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「横溝正史〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

横溝正史の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
推理小説について」より 著者:坂口安吾
探偵小説の愛好者としての立場から、終戦後の二、三の推理小説に就て、感想を述べてみよう。横溝正史氏の「蝶々殺人事件」は終戦後のみならず、日本における推理小説では最も本格....
推理小説論」より 著者:坂口安吾
いものがある程度だ。世界的に名の知れた人々の作品で、そうなのである。 日本では横溝正史が抜群であり、作家としての力量は世界のベストテンに楽にはいりうるものであ....
わが寄席青春録」より 著者:正岡容
ており、当時は博文館から「文芸倶楽部」「講談雑誌」の二誌が発行されていて、前者は横溝正史君が活発に編集しており、後者も師、吉井勇をはじめ長田秀雄、長谷川伸、畑耕....
探偵小説壇の諸傾向」より 著者:平林初之輔
きそうに私には思われる。それは精神病理学的興味の追及にあまりに急である点である。横溝正史氏の作品は、新年号の「広告人形」だけしか正確に記憶しているものはない。こ....
探偵小説思い出話」より 著者:山本禾太郎
あった十人の作家が集められたが、そのなかに現在の大家大下宇陀児氏、角田喜久雄氏、横溝正史氏なぞがあり、牧逸馬氏や川田功氏、なぞ故人となられた人達、それに山下利三....
涙香に還れ」より 著者:野村胡堂
前後から文壇の一隅に、涙香研究と涙香の著書蒐集が盛んになり、木村毅氏、柳田泉氏、横溝正史氏などそのうちでも有名なものであったが、一方若い探偵作家の仲間にも、涙香....