横痃[語句情報] » 横痃

「横痃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

横痃の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
起こる――と、船長も、小倉もとっさに感じた。 三上は万寿丸で、一番強力だった。横痃《よこね》のはじけそうな時でも、二人分の力持ちを、平気でやった男だ。 「忘れ....
浚渫船」より 著者:葉山嘉樹
いた。 私は左の股に手をやって、傷から来た淋巴腺の腫れをそうっと撫でた。まるで横痃《よこね》ででもあるかのように、そいつは痛かった。 ――横痃かも知れねえ。....