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横竪
「横竪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
横竪の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「坊っちゃん」より 著者:夏目漱石
な事は出来ないから、釣手《つりて》をはずして、長く畳《たた》んでおいて部屋の中で
横竪《よこたて》十文字に振《ふる》ったら、環《かん》が飛んで手の甲《こう》をいや....
「明暗」より 著者:夏目漱石
《とこ》のない控えの間の方であった。黒柿の縁《ふち》と台の付いた長方形の鏡の前に
横竪縞《よこたてじま》の厚い座蒲団《ざぶとん》を据《す》えて、その傍《かたわら》....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
て、盤の上を白石と黒石が自由自在に飛び交わしていたが、盤の広さには限りがあって、
横竪《よこたて》の目盛りは一手《ひとて》ごとに埋《うま》って行くのだから、いかに....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
一眼一心前方ただ正面をひたすらに睨んだ。飛び込んで来る敵を切ろうとするのだ。 「
横竪上下遠近の事」一刀流兵法十二ヵ条のうち、六番目にある極意であった。 正面を....