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樹帯
「樹帯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
樹帯の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
い空は媚を含んでいつまでも暮れなかった。エッフェル塔は長い長い影を、セーヌ河岸の
樹帯の葉の上や、密集した建物の上へはっきり曳きながら、広く河波に臨んで繊細で逞し....
「火と氷のシャスタ山」より 著者:小島烏水
堆石までを具備しているのでも伺われる、終堆石は弦の切れた半弓を掛けたように、針葉
樹帯の上に、鮮明に懸かっているのみならず、そこから流下した堆石は、累々として、山....