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「樹霜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
空知川の上流を水に添うて溯る。砂白く、水は玉よりも緑である。此辺は秋已に深く、万樹霜を閲し、狐色になった樹々の間に、イタヤ楓は火の如く、北海道の銀杏なる桂は黄の....
」より 著者:中谷宇吉郎
の水滴が凍結したもので、他は水蒸気の昇華凝縮によって出来るものである。この後者は樹霜と呼ばれている。前にも述べたように、水は原則として液体から凍結したものは微結....