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「樽俎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

樽俎の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
近時政論考」より 著者:陸羯南
交際をなすあたわずとや思いけん、まず日本国民を挙げて泰西風に化成するにあらざれば樽俎の間に条約を改正すべからずとまでに決心したるがごとし。ここにおいて日本の上流....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
大人物であった。其の成実を強要して一旦にせよ人質に取った氏郷は、戦陣のみでは無い樽俎《そんそ》折衝に於ても手強《てごわ》いものであった。 其年は明けて天正十九....