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橄欖色
「橄欖色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
橄欖色の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
のと、古来いろんな人に色んなことを言われて来ているこのESPANA――黒髪の女と
橄欖色の皮肌、翻える視線と棕櫚の並木、あらびや風の刳門と白壁の列、ゆるく起伏する....
「サレーダイン公爵の罪業」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
の姿を見ていた。 彼女は大きな悲劇的ともいうべきな茶褐色の眼の持主である。その
橄欖色の顔は変に息苦しそうな驚きに燃え立っていた。この見知らぬ男はどういう素性の....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
保たしめ、また全体に褐色の助けを借りて紅《あか》と緑を暗くし、その藍色を暗然たる
橄欖色《かんらんしょく》となすなど、常に藍色の応用に苦心したりしかど、かへつて純....