橋本雅邦[語句情報] » 橋本雅邦

「橋本雅邦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

橋本雅邦の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
喜多川歌麿という艶っぽいこと天下無類の浮世絵師も出ているし、狩野派《かのうは》で橋本雅邦という名人の卵や、浅田信興という関東武士の黒焼のようなものも出かかってい....
大塚楠緒子」より 著者:長谷川時雨
女史に教えられてお出でした。絵画ははじめ跡見玉枝《あとみぎょくし》女史に、後には橋本雅邦《はしもとがほう》翁に学ばれました。いつでしたかずっと前に、天女《てんに....
美術学校時代」より 著者:高村光太郎
に入って日本画もやり彫刻もやるという風であった。 その当時の日本画科の先生には橋本雅邦、川端玉章、川崎千虎、荒木寛畝(今の十畝さんのお父さん)それから小堀鞆音....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
も広いのに、今の話で見ると、この事の当りが附かないものと見えるなと思っていると、橋本雅邦先生も食堂へ見えて、 「あなた方のところへもお呼び出しがあったのですか。....
虹と感興」より 著者:上村松園
どなかったと思います。 中で、私の印象に強くのこっているのは、なんといっても、橋本雅邦先生の水墨で出来た天井絵の龍です。とても凄じい筆勢のもので、非凡のもので....
茶の本」より 著者:岡倉由三郎
新しき道に想到したのであった。そしておのが手で守りたててきた東京美術学校を去って橋本雅邦その他の同志と日本美術院を創立したのは明治三十一年(一八九八)の夏、兄の....