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橘諸兄
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橘諸兄の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
終日であった、という伝説ある歌である。葛城王は、天武天皇の御代に一人居るし、また
橘諸兄が皇族であった時の御名は葛城王であったから、そのいずれとも不明であるが、時....
「赤坂城の謀略」より 著者:国枝史郎
に御酬い致さねばならぬ。こう、ひたむきに決心した。功名も望まず栄誉も願わず、遠祖
橘諸兄公以来の、忠心義胆が血となり涙となって、皇家へ御奉公仕ろうと、そう決心した....
「道鏡皇胤論について」より 著者:喜田貞吉
臣があったという国史の記事とは矛盾しているが如く見ゆるも、葛城王が母の姓を継いで
橘諸兄となり、山背王が母の家を承けて藤原弟貞となった例を以てこれを観れば、その矛....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
であるならば、白鳳期の代表的人物を三人とも自分の夫とした。大仏鋳造時代の執政者|
橘諸兄の母である橘夫人は、後に藤原不比等の妻として光明后を生んだ。 このような....