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機務
「機務〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
機務の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
うしたか。」 「これは病気でござるで。」 「松平|周防は。」 「はて、松平周防は
機務に多忙で、なかなかこの席へはお越しになれない。」 それを聞くと、公使は冷笑....
「庚娘」より 著者:田中貢太郎
ってくれと頼んだ。間もなくその地方に流賊の乱が起って、袁は大功をたてた。金も袁の
機務にたずさわっていたので、その功によって游撃将軍となって帰って来た。そこで金と....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
から「遊幸宴飲」の風習を廃め、一切の奢侈を禁じ、とくに公卿、官女、僧侶らの、 「
機務ヲ蠧害シテ、朝廷ノ政事ヲ黷ス」 などの輩は、いわゆる朝恩に狎れて、みだりに....