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「機長〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

機長の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
とき計器盤や無線装置も、座席といっしょにぐっと垂直になるので、非常に便利だ。 「機長」 帆村が上を向いて叫んだ。 「おう」 山岸中尉が答える。 「高度二万メ....
大空魔艦」より 著者:海野十三
とはなかろう」 「うん、えらいことはえらいが、知らんことは知らないよ。しかし今に機長が話をしてくれるだろう」 「えっ、機長てなんだい」 「機長かね。機長はこの飛....
地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
曹が、無線の送話器をとりあげようとしたとき、軍曹が耳にかけていた伝声管の中から、機長の、うわずったこえがきこえた。 「敵機が見つかった。戦闘用意!」 戦闘用意....
新春・日本の空を飛ぶ」より 著者:坂口安吾
一統、のびていらせられたのか。 輸送指揮官、原社会部長、蒼ざめて現る。 「この機長、よう知っとるわい。東京の上空二回廻ってやるからビラまくのはそれだけで止めと....
明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
りきっておったのである。さてそのビラをサムライたちがせっせと機上に運んでいると、機長がきて、 「それ、なんだ」 「元旦の挨拶状だ」 「それをどうするのだ」 「通....
鴻ノ巣女房」より 著者:矢田津世子
おかないと気がすまないのである。子供のころは校長先生や酒屋の旦那様だった。工場の機長だったこともあるし監督だったこともある。捨吉父子はいっとう長く心の中にいた。....