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機関誌
「機関誌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
機関誌の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
ンシジャン紙上に掲載される十指ほどの画家の中にむす子の名も混っているし、抽象派の
機関誌にアルプとかオーザンファン、セリグマンとかいう世界的な元老の作品の頁と並ん....
「読書法」より 著者:戸坂潤
得ないわけだが、そうなると、問題は勢い時事的批評に這入らざるを得ない。そこには本
機関誌では取り扱い得ない範囲に横たわる問題が無限に匿されているばかりでなく、恐ら....
「日本脱出記」より 著者:大杉栄
盟には、僕等日本の無政府主義者も、幸徳を代表にして加わった。そして幸徳は毎月その
機関誌に通信を送っていた。しかし、元来無政府主義者には、個人的または小団体的の運....
「奇賊は支払う」より 著者:海野十三
いるものと見える。 とにかく、彼天駆がそういう風に菩提心を起したことは、逸早く
機関誌「ザ・プロシーデングス・オブ・ザ・インスチチュート・オブ・ニッポン・スッパ....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
過ぎないだろう。だがそれより大事な点は、この同人雑誌運動なるものが、実は左翼文芸
機関誌からの解放を意味するものであると共に、同時に、又
機関誌活動に代る或る分散し....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
這入らないかも知れない。この教授達は現在、寧ろ前よりも活溌な位いに、立命館大学の
機関誌上で活動している。 処で当時時を同じくして、同志社事件というものが発生し....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
)、向坂逸郎、土屋喬雄、岡田宗司、鈴木茂三郎の諸氏で、労農派からは『先駆』という
機関誌(?)様のものも創刊された。所謂講座派は山田盛太郎、平野義太郎を始めとして....
「成長が生んだ私の恋愛破綻」より 著者:伊藤野枝
。そして女という物珍らしさから、よく他の新聞や雑誌に名前を出すことがありました。
機関誌の「青鞜」ではない、他の雑誌にちょいちょい名前が出るようになった頃から、私....
「可能性の文学」より 著者:織田作之助
ャン・ポール・サルトルがエグジスタンシアリスム(実存主義)を提唱し、最近|巴里で
機関誌「現代」を発行し、巻頭に実存主義文学論を発表している。エグジスタンシアリス....
「昭和四年の文壇の概観」より 著者:平林初之輔
の期間だけ、不明快と、騒音とで満足できているのだ。『文学』という彼らのオルガン〔
機関誌〕の題名について、はじめ『左翼』とするつもりであったのが、『文学』となった....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
ッチが先きだろうという疑問が若い読書子間にあるらしいが、『神髄』はタシカ早稲田の
機関誌の『中央学術雑誌』に初め連載されたのが後に単行本となったので、『書生気質』....
「黒田清隆の方針」より 著者:服部之総
巻に贋貨問題の記述があるので、あわせて見ていただきたい。また法政大学社会学部学会
機関誌『社会労働研究』創刊号にのせた随筆「明治の五十銭銀貨」がある。贋貨処分問題....
「革命の研究」より 著者:大杉栄
なことにむしろ驚くものである。 ボルシェヴィキの謀反人バンクハスト女史も、その
機関誌『ウォーカース・ドレッドノート』にこれを掲載して、共産主義者の反省を求めて....
「『唯研ニュース』」より 著者:戸坂潤
と会員とにとってニュースが絶対必要だという根本的事実を犠牲にすることは出来ない。
機関誌『唯物論研究』は相当多数の一般読者を持っているが、それにも拘らず何よりも先....
「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
重きを措く)を糾合して一つの研究会を組織し、その内部に各部門別の研究会を組織し、
機関誌を発行して研究活動の成果を発表すると共に、かかる研究に必然伴わざるべからざ....