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檜原
「檜原〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
檜原の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
撲《すもう》さんにしても立派なもんだ。お前さん知っていなさるかどうか、この向うの
檜原《ひのはら》の大岳山《おおたけざん》の麓《ふもと》に、昔おっそろしい力の強い....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
に感慨がこもっている ○ 御室斎く三輪山見れば隠口の初瀬の
檜原おもほゆるかも 〔巻七・一〇九五〕 作者不詳 山を詠んだ、作者不詳の歌であ....
「雪の透く袖」より 著者:鈴木鼓村
歩兵十六|聯隊と分れて、若松から喜多方を経て、大塩峠を越え、磐梯山を後方にして、
檜原の山宿に一泊し、終に岩代、羽前の境である
檜原峠を越えて、かの最上川の上流の綱....
「炭焼長者譚」より 著者:喜田貞吉
、そこにまた一種のなつかしみを感ぜしむるものがあったのである。「真木立つ山の奥、
檜原の蔭、岩の蔭道たど/\しく、谷深き木の間より立ちのぼりたる煙の有様、世にたぐ....