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櫓船
「櫓船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
櫓船の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浅瀬に洗う女」より 著者:マクラウドフィオナ
い、光の来る方に行きましょう」 ある夜、西から風が吹いている時、琴手トオカルは
櫓船に乗って出立した。
櫓船は九人の人に漕がれて月光に水のしぶきを立てた。 「歌を....
「かなしき女王」より 著者:マクラウドフィオナ
いた。 一人は「はげ」と綽名されたウルリック、一人は琴手コンラであった。多くの
櫓船が海峡に沈んだ時、ゲエルもゴールも血に赤い波に沈んで、ただこの二人だけが生き....
「精」より 著者:マクラウドフィオナ
遠い北の島国で父がロックリンの人の手に殺され、母が狂暴な金髪の男たちの漕いで来た
櫓船に奪い去られてから後は、この島に来て彼は楽しい月日も知ったのであった。彼のた....
「剣のうた」より 著者:マクラウドフィオナ
ルト・アルフ」は、「しろき」オラウスの鴉の旗の下にロックリンを船出して来た三十の
櫓船の一隊の先頭であった。海賊どもは好い旅をして来た。うたうような南風は彼等をフ....