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「次号〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

次号の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
本州横断 癇癪徒歩旅行」より 著者:押川春浪
いる。髯将軍と衣水子の快筆は、未醒子の漫画、木川子の写真と共に、必ず痛快に本誌の次号を飾るであろう。....
青春の逆説」より 著者:織田作之助
一は赧くなって、そわそわと新聞から眼を離した。 (没にされたのだろうか、それとも次号廻しだろうか?)そんなことをしょんぼり考えているところへ、印刷所から、別刷り....
読書法」より 著者:戸坂潤
、仮に畠中氏の指摘した斎藤氏の誤訳や悪訳が全部畠中氏のいう通りにしても、斎藤氏が次号の『思想』で与えている返答の方に依然「真理」があると思う。『思想』の編集者諸....
カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
意外な聞き耳が立てられないとも限らないからなあ。さあ、すっかりわけを話すよ。以下次号ってやつをさ。いったいおれはどうして、こうおまえのことばかり考えて、この四、....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
れない強い人物の一人だった。彼はクリストフのことを迫害的な言葉で述べて、半月後の次号で攻撃の続きを発表すると言っていた。クリストフは笑い出して、床につきながら言....
郷愁」より 著者:織田作之助
苦しい苦しいと駄々をこねていた。どうせ間に合わないのだから、一月のばして貰って、次号に書くことにしようと、新吉は赤い眼をこすりながら、しょんぼり考えた。しかし、....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
んに働いております。 また、今一人は山口県|小郡町仏師田坂雲斎氏の甥で、田坂源次号柏雲といい、これは最早近々卒業、なかなか勉強家で、本年の帝展出品製作も盛夏の....
科学的研究と探偵小説」より 著者:小酒井不木
毎号この種の興味ある考え問題、たとえば暗号などを掲げて読者を考えさせ、その解答が次号に出るようになっていた。別に懸賞ではなかったが、私は多大の興味をもって考える....
鎖ペンを握って」より 著者:種田山頭火
ていたと思う。今では解散したらしい)『四十女の恋』は本集の内容にふさわしくない。次号からはもっと適切な名をつけて欲しい。 △勝手な文句は並べるものの、私は不泣君....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
にありき。しかるに叙述思いのほかに長びき、誌上の掲載すでに年を踰えたるがうえに、次号以降また他に発表すべき事項の多く堆積するものあれば、本編は便宜これを本号にお....
甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」より 著者:井上円了
るに至れりというは、取りも直さず、かの女子の所為なることの確証にあらずや。(以下次号) 第五に、予は杉本氏に向かい、かの怪声が用うる言語はいかなる種類のものな....
サンカ者名義考」より 著者:喜田貞吉
後にはその一部たる漂泊生活の最落伍者の称呼となったものと解せられるのである。なお次号掲ぐる奈良坂清水坂両所非人の悶著に関する研究を参考されたい。....
エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
徹底せしめる為には、けだしやむをえぬ事と大目に見られたい。本号に収めきれぬ分は、次号以下に於いて漸次分載することとする。....
編輯雑感」より 著者:喜田貞吉
なる投稿や、研究しえた結果をことごとく収録する事の出来なかった事であるが、これは次号以下に於いて、漸次発表したいと思っている。 最後にお断りしたいのは、本誌の....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
あったであろう。これらのことは便宜上別に、「大和における唱門師の研究」と題して、次号に掲載する予定であるから、説明はすべてそれに譲ることとにする。 これらのこ....