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欣幸
「欣幸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
欣幸の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
日本も尊王の精神に富んでいることは当時の仏蘭西に劣らなそうである。まことに、――
欣幸《きんこう》の至りに堪えない。
創作
芸術家は何時も意識的に彼の....
「語られざる哲学」より 著者:三木清
うこと、また彼らがなした事業、新しき真理、美しき芸術、高き思想、尊き宗教に感激し
欣幸《きんこう》するということもすべて滑稽な戯れとして終らなければならないであろ....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
蒙の文であるのみならず、あまつさえ同君快諾の下にこの拙著のページを飾り得たことを
欣幸とする次第だ。 マコモの中でもアヤメ咲く ふるくから人口に膾炙した俚謡に「....
「頸の上のアンナ」より 著者:神西清
きに必ずやるあの舌甞めずりをまでしているではないか。 「いや、お目にかかれて甚だ
欣幸ですじゃ」と彼ははじめた、「じゃが、あんたの御良人は怪しからん人物ですな。こ....