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「歌学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

歌学の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
辞書」より 著者:折口信夫
あり、それがだんだん書物をもつようになった。歌ことばを集めるということが、歌論、歌学と一つになってきて、歌学の一つの内容になってきた。われわれの口の文学は、追い....
光り合ういのち」より 著者:倉田百三
中の愛惜すべきひとくさりとして、可憐に思い起させる条件なのであろう。 鈴子との歌学びにからむいきさつも所詮そうしたロマンチックな絵本の中の出来事に過ぎなかった....
曙覧の歌」より 著者:正岡子規
》以下今日に至る幾百の歌人を圧倒し尽せり。新言語を用い新趣向を求めたる彼の卓見は歌学史上特筆して後に伝えざるべからず。彼は歌人として実朝以後ただ一人《いちにん》....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
たくてお買いになって、その跡を下さるのです。 博文館の『日本文学全書』や『日本歌学全書』が出るようになってから、手軽に本が手に入るので、次々と買って読みます。....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
去った。彼は作家であるとともに、『奥儀抄』『袋草紙』『和歌初学抄』などの著者で、歌学者としても大家だったが、あとへ残った弟の顕昭は、歌学者として俊成・定家も一歩....
学究生活五十年」より 著者:津田左右吉
、学校の講義などよりはその方がずっとおもしろくなった。それからひきつづいて『日本歌学全書』というものも出版せられるようになり、『源氏』の『湖月抄』もオオサカあた....