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正中の変
「正中の変〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
正中の変の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「四条畷の戦」より 著者:菊池寛
平記』の説はさて措き、早くからこの君臣の間に、ある関係があったことは想像出来る。
正中の変前に、日野俊基が山伏姿で湯治と称し、大和、河内に赴いたことは、『増鏡』や....
「日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
醐天皇が、藤原資朝、藤原俊基等の近臣と王政の復古を謀って、その謀の泄れたいわゆる
正中の変の起った翌月のことであるが、その二十一日に、山城、近江の二箇国に強震があ....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
平記」も、いつか百回をこえた。百回ぐらいまでには、一応、高氏の人間的な準備期と“
正中の変”あたりもすむ予定でいたが、つい捗らない。なにぶん読者に馴じみのうすい時....