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正俊
「正俊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
正俊の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「爆弾太平記」より 著者:夢野久作
等の不正事実を蔽い隠そうと試みているのだ。吾輩の事業の隠れたる後援者であった山内
正俊閣下が、去年の十一月に物故されて以来、吾輩が木から落ちた猿同然、手も足も出な....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
う》』に、〈天馬|状《かたち》白犬のごとくにして黒頭、肉翅能く飛ぶ〉とあり、堀田
正俊の『※言録《ようげんろく》』に、朝鮮の天馬形犬のごとく毳《にこげ》白兎のごと....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
ア芸術連盟(プロ芸)となり、『文芸戦線』もアナーキストとして態度を明瞭にした村松
正俊、中西伊之助等が中心を退いた。思想的雑居の状態で共同戦線をもっていた初期のプ....
「辞典」より 著者:戸坂潤
gang des Abendlandes, 2 Bde., 1918-22(村松
正俊訳「西洋の没落」二巻、大正十五年). P. Natorp, Sozialid....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
うち、五千三百六十本の通し矢を取って江戸一の名を挙げたのは、やっぱり名古屋の杉立
正俊という先生なんだ。 馬術にかけては細野一雲という名人があり、槍にかけちゃ近....
「赤格子九郎右衛門」より 著者:国枝史郎
語り出される壮快極わまる冒険談を喜んで聞いたということであるが、其時座中には堀田
正俊だの、阿部豊後守忠秋だの、又は河村瑞軒などという、一代の名賢奇才などが、臨席....
「日記」より 著者:宮本百合子
暖さだ。まるで初夏が来たようで、羽織をぬぎ帯をしめる。 「黄昏」。 午後、村松
正俊氏がギリシア語の用で来訪、玄関に入ると鼻を突くヘアトニックの香と春帽の鼠色と....