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「正善〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

正善の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
したりと自覚するときである。われらが自己の胸底に最醇の満足を意識するのはみずから正善の道を蹈めりと天に対して語り得るときである。われらが自己の生命の発露に最も強....
再び科学的精神について」より 著者:戸坂潤
其の中に具備せなければ真に人間道徳の学と云われぬ。」「教の構成は道徳的天才自身の正善的創造であって、哲学的結論ではない。」――かくして倫理道徳的性癖を有つ東洋の....
光り合ういのち」より 著者:倉田百三
発というものは、後に詳しく書くが、善とは何か? という問いであったのだ。一体何が正善であるのか。私は正善の実行者であり、味方でありたい。だが何が正しく、善いかが....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
うかは、確言できない。 それよりも私が興味ふかく思ったのは、往年、天理教の中山正善氏からわざわざ「武蔵の俳句がある」といって貸してくだすった天理図書館蔵本の「....