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正嘉
「正嘉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
正嘉の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
って、由比ヶ浜の八幡宮の拝殿が流れた。建長二年七月の地震は余震が十六度に及んだ。
正嘉元年八月の地震は、最もひどい地震で、関東の諸国にも影響を及ぼしている。それに....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
ろそれを喜んだ。 かくて三年たった。関東一帯には天変地妖しきりに起こり出した。
正嘉元年大地震。同二年大風。同三年大飢饉。正元元年より二年にかけては大疫病流行し....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
ょうだ》として百蛇の逶※《いい》するがごとし因て名づくといふ猶尋ぬべし 夫木抄
正嘉二年毎日一首中 咲花に錦おりかく高野山柳の糸をたてぬきにして ....
「法然行伝」より 著者:中里介山
大工もして居られなくなったから、広く念仏の布教をするようになった。生年八十五歳の
正嘉二年の十月四日立派な念仏往生をとげた。 俊乗房重源は、上の醍醐の禅定で、真....