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「正犯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

正犯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
それに偽りがないならば」より 著者:宮本百合子
と三鷹事件の公判がすすんで来た。昨二十九日の新聞によると、公判は、被告十名の共同正犯と二名の偽証罪を、検事団の証拠とするところによって検討する段階に入った。とこ....
金狼」より 著者:久生十蘭
ら暴露《バラ》しにゆく。……ねえ、あたしのような小供を利用して強盗を働くのは間接正犯といってね、よしんばあたしは助かっても、君は絶対に助からないよ。……あたしが....
無月物語」より 著者:久生十蘭
感じと一種の対照をなしている。 いまの言葉でいえば、二人の罪は「尊族殺」の共同正犯というところで、直接に手こそ下さなかったが、刺客を本業にしている雑武士《ぞう....