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「正続〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

正続の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新西遊記」より 著者:久生十蘭
がみ》を、木の表紙の間に綴じずにバラバラにおさめ、革の紐でキッチリと巻いてある。正続合せて五千百二巻、一巻平均六万字で〆めて三億六百十二万字、一時間に千字として....
芸術と数学及び科学」より 著者:三上義夫
資は初め定資の字を用い、晩年に至りて貞資と改めたのである。 この『神壁算法』の正続二篇が作られたことから見ても、藤田貞資の時代に算額奉納の風習が盛行したことが....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
究』中村直勝氏『南朝の研究』など、しかし歌については川田順氏の労作『南朝の悲歌』正続篇『宗良親王』が傑出した収穫であって、近くは『新葉集』中最古の古写本である富....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
と、行きずりの続灯庵の和尚が「よい物をお見せしよう」と、先に立つ。ついて行くと、正続院の一庵の裏庭で、艶なる牡丹十数株が、薄暮の中に、見る人もなく妍を競っている....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
ていた歌書がない。考えてみると、群書類従で見たのである。ところがその群書類従は、正続二百冊という厄介物なので、東京へ引っ越しのさい、吉野村の家の書庫に置き残して....