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「正見〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

正見の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
般若心経講義」より 著者:高神覚昇
はじめてかかる境地を、ほんとうに味わうことができるのであります。 第七講 四つの正見 無。 あきらめの世界、というのが、あるいはほんとうの人情かも知れません。....
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
ら、詩の質と価値とは次第に低下し、しかもこれを破邪顕正《はじゃけんしょう》すべき正見がない。実に今日の詩壇に対して言うべきことは、詩人が自由詩の「創作」をもつこ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
二日に立ちたいものと思って居ります。中公の年表の校正出たら一息で、さち子さんが校正見ていてくれます、これはうれしかったわね。 (三)七月二十八日。きょうはやっ....
」より 著者:岡本かの子
出してさ。おしまいに飛び出したの何だと思って? 秀雄さんあんたなのよ。初め加藤清正見たいだったのよ。あとでクレオパトラに逢いに行くアントニオになったの。それから....
親鸞」より 著者:三木清
記されている。迷信は何によって生ずるのであるか。『華厳経』には「占相をはなれて、正見を修習せしめ、決定してふかく罪福の因縁を信ずべし。」とある。迷信の生ずるのは....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
は必ず二様の見あるを要す。その見一様に偏すれば邪見となり、その見二様の中を得れば正見となる。政治家は政治に保守と改進の両主義あることを知らざるべからず、哲学者は....