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此の段
「此の段〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
此の段の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
では云わば自然発生的な進歩をするものだという一つの事実を忘れてはならない。従って
此の段階に於ける社会常識による言論統制は、決して首尾一貫した不変な内容のものでも....
「世界新秩序の原理」より 著者:西田幾多郎
成せなければならない。これが今日の歴史的課題である。第一次大戦の時から世界は既に
此の段階に入ったのである。然るに第一次大戦の終結は、かかる課題の解決を残した。そ....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
うございますから駈出して人を聚めて来ましたが、此の儘に棄て置く訳にも往きません、
此の段を直ぐ訴えて宜かろうと云うので、それから警察署へ訴える事に相成りまして、検....
「梅若七兵衞」より 著者:三遊亭円朝
いて宜かろう、授かり物じゃ」 と早々石川様から御家来をもちまして、書面に認め、
此の段町奉行所へ訴えました。正直の首に神宿るとの譬で、七兵衞は図らず泥の中から一....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
れども用がなければ帰って来て、用があるなれば別段帰らんでも宜い、結納を取替せる、
此の段松屋に居るとのことが知れたから知らせる」唯た一人の妹お藤を盗賊の所へ縁附け....