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此畜生
「此畜生〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
手で女を殺したのはお前《めえ》だのう」
新「イヽエ」
甚「とぼけやアがるなエ
此畜生《こんちきしょう》、云いねえ、云えよ」
新「な、何を被仰《おっしゃる》の....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
ますか」 六十三 正「おゝ正太郎だ……何うも大きくなりやアがった
此畜生、親父は殺されたか……えゝなに高岡で、然うか、己ア九才の時別れてしまったか....
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
の様な弱武者の木村父子を活餌《いきえ》にして隣の政宗を誘い、政宗が食いついたらば
此畜生《こんちくしょう》めと殺して終おうし、又何処までも殊勝気に狼が法衣《ころも....