武府[語句情報] » 武府

「武府〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

武府の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
いわゆる時代の風浪は、山野にかくれていた賢人をひろい上げてもゆくが、また、官衙や武府の旧勢力のうちにもいる多くの賢人をたちまち、山林へ追いこんでしまう作用もした....
三国志」より 著者:吉川英治
いだに配され、酒はあふれて、台上台下の千杯万杯に、尽きることなき春を盛った。 「武府の諸将は、みな弓を競って、日頃の能をあらわした。江湖の博学、文部の多識も、何....
私本太平記」より 著者:吉川英治
、仮に時代の優勝者となって、諸国の武士からかつがれる武門最上の位置に坐せば、必然武府の権を持ち、すなわち、幕府ができてまいりましょう」 「じゃによって、おのれ尊....