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武江
「武江〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
武江の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
、ああ見えたって、あいつああっしの血を分けたたったひとりの妹ですよ」 「ああ、乃
武江《のぶえ》のことか」 「ちえッ、またこれだ。ああいえばこういい、こういえばあ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ったので、それより衍《ひ》いて諸般の天象を竜の所為《しわざ》としたのは、例せば『
武江年表』に、元文二年四月二十五日|外山《とやま》の辺より竜出て、馬場下より早稲....
「日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
骸を船にて運ばしめ、塚を築きて寺院を建て、国豊山無縁寺回向院と名づけしめ給ふ」と
武江年表に書いてあるが、これが回向院の起りである。その明暦の大火は俗に振袖火事と....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
ら、灯のつきそめた都の雑踏《ざっとう》にまぎれこんでいた。
子恋《こごい》の森
武江|遊観志略《ゆうかんしりゃく》を見ると、その三月|事宜《じぎ》の項《こう》に....
「日和下駄」より 著者:永井荷風
もなく堤は取崩されて今見る如き赤煉瓦の長屋に変ってしまった。土手を取崩したのは『
武江年表』によれば明治四年四月またここに供長家を立てたのは明治十二、三年頃である....