武田菱[語句情報] » 武田菱

「武田菱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

武田菱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
川中島合戦」より 著者:菊池寛
にみちみちて切り結び突きあった。壮観である。信玄の嫡子、太郎義信は時に二十四歳、武田菱の金具|竜頭の兜を冠り、紫|裾濃の鎧を着、青毛の駿馬に跨って旗本をたすけて....
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
。諏訪神号の旗。孫子の旗。渡唐天神像。不動像(信玄自身を刻んだもの)。朱地に黒く武田菱を三つ染め出した本陣の旗。先祖代々の古文と古書。二尺六寸国長の刀。二尺五寸....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
は、名は流鏑馬であるけれども実は競馬であります。 馬場の一面には、八幡宮の鳩と武田菱《たけだびし》との幔幕《まんまく》が張りめぐらされてあり、その外は竹矢来《....