武者草鞋[語句情報] » 武者草鞋

「武者草鞋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

武者草鞋の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
俊寛」より 著者:倉田百三
成経 野武士らはわしの懇願を下等な怒罵をもって拒絶した。そして扉を破って闖入し、武者草鞋のままでわしの館を蹂躪した。わしはすぐに飛び出て馬車に乗った。彼らが妻を....
私本太平記」より 著者:吉川英治
者に持たせている。 彼ばかりでない。家中の士全部もみな身を鎧って、足には新しい武者草鞋の緒をしめ、家の内もそれで歩いていたのだった。その様子でもわかるように、....