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「歯肉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

歯肉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
地は、その武威にあらまし慴伏してしまったが、ここになお頑健な歯のように、根ぶかく歯肉たる旧領を守って、容易に抜きとれない一勢力が残っていた。 太史慈、字は子義....
黒田如水」より 著者:吉川英治
ておる。それだけに、使うにはちと難しいな」――と。 三木城の嶮とその抵抗力は、歯肉に頑強な根を持っている齲歯にも似ている。 しかもその一本の悩みを抜き去るた....