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歴史物語
「歴史物語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
歴史物語の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
って、具体的に適応しないのは勿論《もちろん》である。明白に言って小説は――どんな
歴史物語的の小説でも――実の歴史とちがっているし、また勿論叙事詩とも根本でちがっ....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
うごきが察せられたとみえ、折にふれて和歌の集や物語本など買って与えたり、あれこれ
歴史物語をきかしてやったりした。そして、到頭妻を納得させて、遠田澄庵という人の紹....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
文学の荒木田麗女の「池の藻屑」「月の行方」などが、源氏物語を模した文体でかかれた
歴史物語としてつたえられているだけである。いわゆる維新の女傑たちの文学的表現は、....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
宅世継の昔話として書かれると世継物語ともいえたし『大鏡』ともいえた。世継物語とは
歴史物語の意だし、『大鏡』の鏡は支那の『資治通鑑』などの鑑と同じく、支那史学の立....