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歴戦
「歴戦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
歴戦の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
しかし、この古衣屋氏の大勘定には、おどろいたねえ。私はバカげた飲んだくれぶりでは
歴戦の勇士で、性こりもない点では人後に落ちない方である。酔っ払って、他の酔っ払い....
「三国志」より 著者:吉川英治
った玄徳の胸中には、一抹落莫の感なきを得なかったろう。敵ながら惜しむべき巨人と、
歴戦の過去を顧みると同時に、 「我もまた人生六十齢」 と、やがては自分の上にも....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
うしろには幾万の予備もあるとしている官軍だった。かつは兵庫の海、兵庫の山。そこは
歴戦、官軍が勝利をえてきた吉祥の地だ。また義貞としては、よしや尊氏が幾万の兵を持....