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死人花
「死人花〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
死人花の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ソングス》』五七頁)。わが邦の毒草「しびとばな」も花時葉なく墳墓辺に多くある故|
死人花《しびとばな》というて人家に種《う》うるを忌む(『和漢三才図会』九二)とい....
「曼珠沙華」より 著者:斎藤茂吉
花はそのころに一番美しい。彼岸花という名のあるのはそのためである。 この花は、
死人花、地獄花とも云って軽蔑されていたが、それは日本人の完成的趣味に合わないため....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
その夜蘭軒詩を閲してまたこの花に逢ったといってある。そして石蒜は和名したまがり、
死人花、幽霊花の方言があって、邦人に忌まれている。しかし英国人はその根を伝えて栽....