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死出の山路
「死出の山路〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
死出の山路の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「百姓弥之助の話」より 著者:中里介山
いが、あれを遠くで聞いていると、弥之助の幼な心は何となく無常の感じにおそわれて、
死出の山路をそろりそろりと人魂《ひとだま》が歩んで行くような気持がさせられた。 ....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
否や。……万一にも、私もまた、小次郎の手にかかり、返り討ちになった時は、一足先に
死出の山路でお待ちしておりまする」 そこは下総国行徳村からざっと一里程ある寒村....