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残品
「残品〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
残品の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「去年」より 著者:伊藤左千夫
った。警官連はひとりに一張ずつことごとく提灯を持って立った。消毒の人夫は、飼料の
残品から、その他牛舎にある器物のいっさいを運び出し、三カ所に分かって火をかけた。....
「母の上京」より 著者:坂口安吾
★ 夏川が戦争中つとめてゐた会社は終戦と同時に解散した。そのどさくさに、会社の
残品を持ちだしてなかば公然と売りとばした一味の中に彼もまじつてゐたわけだが、別段....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
て損亡なることあり。あるいは仕入れのときは品物不足と思いしものも、棚卸しのときに
残品を見れば、売捌きに案外の時日を費やして、その仕入れかえって多きに過ぎたるもの....