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殍
「殍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
殍の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「おばけずきのいわれ少々と処女作」より 著者:泉鏡花
いうに所はなく、新聞は戦争に逐われて文学なぞを載せる余裕はない。いわゆる文壇|餓
殍ありで、惨憺極る有様であったが、この時に当って春陽堂は鉄道小説、一名探偵小説を....
「三国志」より 著者:吉川英治
次々と、他の地方へ移動してゆく。 後からくるいなごは、喰う稲がない。遂には、餓
殍と餓
殍が噛みあって何万何億か知れない虫の空骸が、一物の青い穂もない地上を悽惨に....