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殫
「殫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
殫の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
いは黄なる地《つち》をして変えて白き水にす。種々《くさぐさ》の奇《あや》しき術、
殫《つく》して究むべからず。また、虎、その針を授けて曰く、慎矣慎矣《ゆめゆめ》、....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
述には、『素問識小』、『素問校異』、『霊枢講義』がある。就中『素問』は抽斎の精を
殫して研窮した所である。海保漁村撰の墓誌に、抽斎が『説文』を引いて『素問』の陰陽....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
り少なくとも五百二十年古く、後漢の張平子の『西京賦』に、〈ここにおいて鳥獣、目を
殫《つく》し覩窮《みきわ》む、遷延し邪視す、乎長揚の宮に集まる〉。注に『説文』曰....