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「段返し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

段返しの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
ました。 「さあさ出ました出ました。珍しい玉乗り。ただの玉乗りとはわけが違う。七段返しに宙乗り踊り、太夫《たゆう》は美人で年が若うて、いずれも南蛮渡来の珍しい玉....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
になると、立っているものも続々はいってきた。 高座の仕掛けは、その頃はやった何段返しとかいうので、後景《はいけい》が幾段にも変るのだった。場内が暗くなると行燈....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
田《にたん》に猪。鶴に亀、牡丹に唐獅子。竜宮の乙姫さま。それから、評判の狂言を三段返し段返しで見せる。人形の首は人気役者の顔に似せ、衣裳は、赤、白、紫、黄、色....