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「殺鼠剤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

殺鼠剤の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ねずみと猫」より 著者:寺田寅彦
みならずその効果が疑わしい。結局やはり最も平凡な方法で駆除を計るほかはなかった。殺鼠剤がいちばん有効だという事は聞いていたが、子供の多いわが家では万一の過失を恐....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
…石見国邇摩郡《いわみのくににまのこおり》の石見銀山の※石《よせき》からつくった殺鼠剤《ねずみとり》、これがひとの口にはいると、虎列剌と寸分《すんぶん》たがわぬ....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
町屋の鼠を始末するのは、看過すべからざる不始末である。これを考えることなくしては殺鼠剤・駆鼠薬を売る者は、物売りとしては怜悧であったかも知れぬが、少なくとも憂国....