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殿司
「殿司〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
殿司の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
知らず、法然《ほうねん》と親鸞《しんらん》とを知らず、はたまた雪舟も、周文も、兆
殿司《ちょうでんす》をも知らなかった十九世紀の英吉利《イギリス》生れの偉人は、僅....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ろ》、鎌足公《かまたりこう》の邸跡、瑞甕山根本寺《ずいおうざんこんぽんじ》では兆
殿司《ちょうでんす》の仏画、雪村《せっそん》の達磨というのを見せてもらい、芭蕉翁....
「回想録」より 著者:高村光太郎
花鳥、果実、獣などやると、次に水とか火焔とかを稽古し、最後に人物をやる。人物は兆
殿司の羅漢の粉本をやるのであるが、他の画家の羅漢は余り彫刻にならないが兆
殿司のは....
「美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
尚ぶ社寺のうちに持ち、謡曲のうしろには五山の碩学が厳として控えて居り、啓書記、兆
殿司、斗南、鉄舟徳済というような禅門書画家の輩出数うるに遑なきほどの社会的雰囲気....