殿守[語句情報] » 殿守

「殿守〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

殿守の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
文づかい」より 著者:森鴎外
上げたるこがね色の髪と、まばゆきまで白き領とをあらわして、車の扉開きし剣おびたる殿守をかえりみもせで入りしあとにて、その乗りたりし車はまだ動かず、次に待ちたる車....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
川下のほうへ駈けだす。 このへんは足利時代の太田の城のあったあとで、そのころの殿守《でんしゅ》台や古墳がところどころに残っている。古い城址の間を走りぬけて行く....