母刀自[語句情報] »
母刀自
「母刀自〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
母刀自の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
第八章 一
母刀自の枕屏風に いやしきもたかきもなべて夢の世をうら安くこそ過ぐべかりけれ 花....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
から神戸の病院へ入ったが、一時は危篤という報もあったので、既に東京に来ていたその
母刀自や、虚子氏は看病に赴いた。幸にその時は快方に向って、それから郷里の松山で保....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
む」(巻二十・四三二五)も意嚮は似ているが、この方には類想のものが多い。また、「
母刀自も玉にもがもや頂きて角髪の中にあへ纏かまくも」(同・四三七七)というのもあ....