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母子寮
「母子寮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
母子寮の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「風俗の感受性」より 著者:宮本百合子
ール・スフ。眼鏡のつるに到る金の申告。体位向上徒歩奨励、幼児保健の問題、戦没者の
母子寮の設立などと全く背までくっついていて離れられない双生児の歩む姿である。 ....
「若い母親」より 著者:宮本百合子
の頬を流れおちた涙は、そのひとの心に痕をのこさないということはない。 この間、
母子寮に暮している洋子ちゃんという十歳の女の子が、よその男につれまわされて、幸い....
「原爆詩集」より 著者:峠三吉
ってはいけない としとったお母さん このままいってはいけない 風にぎいぎいゆれる
母子寮のかたすみ 四畳半のがらんどうの部屋 みかん箱の仏壇のまえ たるんだ皮と筋....